# 100

         地球と言う世界からやってきた私からの挨拶


わたしは愛と憎しみで出来ている世界からやってきました。
そこからの逃亡は、運命を捻じ曲げることでした。
生きるために死を食い物にしていました。
何も聞かないことが、義務でした。
わたしは、隔たれた世界から橋を渡ってやってきた。
そこにあるのは、化学薬品が垂れ流された川。
わたしは、空すらも公害だった世界からやってきた。
刑務所がすらもひとつの単なる解決策でした。
殺人者が貢献者である世界。
若者の声が届かない世界。
わたしは、王と大統領のための世界からやってきた。
必ずしも真実が正義ではなかった。
精神の自由。
日がたつにつれてこおりついていく。
わたしはこれ以上ない世界からやってきました。

わたしは貧富のある世界からやってきました。
太った人と痩せた人。
誰かが休日の食事を粗末にするたびににどこかで子供が餓死します。
わたしは、銃やナイフが子供のおもちゃである世界からやってきました。
子供達の、心へのプレゼント。
サンタクロースの存在を信じるように語りかけていました。
しかし、決して自分自身を信じることは教えない。
あなたを愛しているとだけ。

わたしは秩序と混乱の世界からやってきた。
境界線を越えれば一瞬で撃ち殺される。
ギャングの視界の外にしか平和はない。
わたしは光を注ぐためにやってきました。
わたしたちは共に生きていけないでしょうか?
わたしはある世界からやってきました。
これ以上ない世界からやってきました。

わたしは何百万の行進の世界からやってきました。
200の夏に多くのドラマーが歌を歌った。
貧困と絶対多数の世界。
少数と最後のプライドのための一線
秘密の団体と会員だけのために。
年老いた人が孤独に死んでいく。
わたしは、壁が壊された世界からやってきました。
墓が作られていく。
温暖化は警告だった。
滅亡の日は近い。
けれど、誰も理解できないのです。
それは無知ゆえに。
ただあなたが着ていているものだけを。
毒は、あなたの髪を染め、大気中のオゾン層に穴があいた。
わたしは、これ以上そういうことをする人でいたくない。
あなたたちが心配しているのは成績でしかないのだ。
わたしはある世界からやってきました。
これ以上ない世界からやってきました。

「そこにあるのは、化学薬品が垂れ流された川。
 わたしは、空すらも公害だった世界からやってきた」

「温暖化は警告だった
 毒は、あなたの髪を染め、大気中のオゾン層に穴があいた」

この2部分に着目しました。


{オゾン層破壊について、HPより抜粋}
 地球をとりまく大気中の高度15〜35kmにはその他の部分に比べオゾンが多く存在しており、このオゾンを多く含んだ大気の層をオゾン層という。オゾンには紫外線をはじめとする日射を吸収する作用がある。このため、オゾン層は生物に有害な紫外線を吸収することで地上の生態系を保護するとともに、日射を吸収することでオゾン層付近の大気を暖めている。
 しかし、近年、人造物質であるフロンによりオゾン層の破壊が進んでいる。フロンは化学反応を起こさない安定した便利な物質としてスプレーの噴霧剤や半導体などの洗浄剤、クーラーなどの冷媒として広く利用され、大気中に大量に排出された。地表付近では化学反応を起こさないフロンも対流活動や拡散などによって上空に運ばれ上空数十キロに達すると、紫外線の作用で分解され塩素原子が遊離される。フロンから遊離された塩素原子はオゾンによる酸化と酸素原子による還元を繰り返しながらオゾン層のオゾンを減少させ、オゾン層を破壊していく。

 このままオゾン層の破壊が進むと、紫外線がオゾン層で十分に吸収されずに地表に届くようになるため、皮膚ガンが増加するなど人間を含めた生物全体に大きな影響を及ぼすとともに気候変動への影響が懸念される。




環境破壊は、身近なところですすんでいます。人間が快適に、人として生活していくためには、このような環境破壊の実態についてもっと知り学び、少しずつ未来のわたし達のためにも、改善、予防などのの努力を出来ればと思いました。